オフィスワーカーの購買力をデータで見る|年収800万円以上35.9%、「実際に購入」は一般の6.7倍

2026.8.17
  • マーケティング
藤原直哉
マーケティング戦略局 局長
藤原直哉

オフィスビルで働く人は、年収も自由に使えるお金も一般生活者と分布が違います。年収800万円以上は35.9%(一般の3.04倍)、広告を見て「実際に購入した」は12.3%(約6.7倍)。BtoC商材のターゲット層としての実像をデータで整理しました。

オフィスワーカーの購買力をデータで見る|年収800万円以上35.9%、「実際に購入」は一般の6.7倍

「オフィスワーカー」は、どんな消費者なのか

BtoCの広告を設計するとき、年齢・性別・居住地でターゲットを切ることはあっても、「どこで働いているか」で切ることはあまりありません。しかし都心のオフィスビルに勤める層は、収入も支出も、一般生活者とははっきり異なる分布を持っています。

GRANDでは、オフィスビルのエレベーターサイネージ接触者(n=1,036)と一般生活者(n=1,035)を比較する調査を実施しました。ここでは、ターゲティングの判断に直結する数字を3つに絞って紹介します。

1. 「使えるお金」の分布が違う

指標

GRAND視聴者

一般生活者

個人年収 800万円以上

35.9%

11.8%

月に自由に使える金額 5万円以上

48.3%

19.1%

年収が高くても支出が多ければ購買には回りません。この層は年収と可処分所得の両方で差が開いているため、実際に使えるお金を持っていると読めます。

2. 認知で終わらず、購買まで届く

広告主にとって重要なのは、接触後に行動が起きるかどうかです。

  • WEB検索した:21.4%(一般生活者2.9%)
  • 実店舗に見に行った:15.0%(同1.6%)
  • 実際に購入(利用)した:12.3%(同1.8%・約6.7倍)

8人に1人が「実際に購入した」と回答しています。検索・来店・購買のいずれにも届いており、認知獲得だけで終わる媒体ではないことがわかります。

3. 「働く場所」で切るという発想

オフィスビルという場所は、結果として収入・資産・消費意欲の高い層が自然に集まるフィルターになっています。デモグラフィックではなく「どこにいるか」でターゲティングするという考え方です。

資料では、さらに詳しく

本記事では3つの指標に絞りました。『視聴者データブック(BtoC編)』では、以下のデータも掲載しています。

  • 金融資産の分布とクレジットカードの保有傾向(プラチナカードは約5.0倍)
  • 資産運用への関心と、NISA・iDeCoなど資産形成制度の利用状況
  • 保険の加入傾向と、ふるさと納税・FIREへの関心
  • 広告接触後の行動6項目の完全比較
  • 一般生活者との比較にあたっての前提と注意点

調査概要

調査名

オフィスビルワーカー生活実態調査

対象

GRAND視聴者 n=1,036/一般生活者 n=1,035

調査時期

2026年1月

調査会社

株式会社マクロミル

※ 一般生活者には専業主婦・無職・パート等を含み、職業構成が異なります。比較は生活・消費に関する設問に限定しています。
※ 年収は「収入なし/わからない/答えたくない」を除外した有効回答ベースです。

藤原直哉
マーケティング戦略局 局長
藤原直哉